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クライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」を西日本に初導入



本学は、11月1日からクライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」(Thermo Fisher Scientific社)の共用を開始します。国内で2台目、西日本では初導入となります。
同装置は、研究設備・機器の共用化の強化の一環として本学に整備を進めてきたもので、岡山大学高等先鋭研究院を構成する異分野基礎科学研究所(本学津島キャンパス)に導入され、同研究所国際構造生物学研究センターの入居する共創イノベーションラボに設置されました。
共同利用装置として異分野基礎科学研究所に既設のクライオ電子顕微鏡「KriosG4」(300kV, Thermo Fisher Scientific社)とともに、構造生物学をはじめとした様々な分野で「可視化」による研究推進を強力に支援します。
このような最先端の設備を通して、中国・四国地域でのクライオ電子顕微鏡を核とした研究の拠点となるべく、定期的なワークショップの開催や、随時行われる見学・説明を行っており、研究者・技術者、企業間での交流を深めています。


本装置(Arctis)の特徴の一つは、切り出した試料をホルダーの交換なく、そのままクライオ電子顕微鏡に装着し、観察することが可能である点です。Arctisと、共同利用装置として既設のクライオ電子顕微鏡「KriosG4」(300 kV, Thermo Fisher Scientific社)を組み合わせることで、細胞のような厚い試料でもクライオ電子線トモグラフィー法による構造解析が可能となり、細胞内からタンパク質などの観察対象を精製することなく、「生きたまま」、「あるがまま」の姿の構造を解析することが可能になります。
ArctisはKriosG4とともに、本学のみならず、学外にも広く開放され共同利用できます。ご利用になりたい場合や装置の詳細をご覧になりたい場合は、岡山大学研究設備・機器の予約管理システム「コアファシリティーポータル(CFPOU)」から「クライオプラズマFIB」を検索してご確認いただくか、国際構造生物学研究センターのウェブサイトから直接、閲覧・問い合わせが可能です。