J-PEAKSについて
TOP / J-PEAKSについて

文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」(実施主体:日本学術振興会)は、
- 強みを持つ特定の学術領域の卓越性を発展させる機能
- 地球規模の課題解決や社会変革に繋がるイノベーションを創出する機能
- 地域産業の生産性向上や雇用創出を牽引し、地方自治体、産業界、金融業界等との共同を通じ、研究力を活かして地域課題解決をリードする機能
を有する地域中核・特色ある研究大学が、特色ある研究の国際発展や、地域の経済社会や国内外の課題解決を図っていけるよう、特定の強い分野の拠点等の強みを核に大学の活動を拡張させるとともに、大学間での効果的な連携を図ることで、研究大学群として発展していくための支援事業です。
岡山大学は、2023(令和5)年度に採択を受け、研究力向上・イノベーション創出強化、そして大学法人経営全体の組織・制度改革等の取り組みを岡山大学長期ビジョン2050「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現のひとつの手段として戦略的に実施しています。
J-PEAKS:ジェーピークス, Program for Forming Japan’s Peak Research Universities
<参考>
- 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)(日本学術振興会)
- 岡山大学長期ビジョン2050
- 岡山大学広報「いちょう並木」Vol.105 -J-PEAKS採択特別企画 世界に誇れる研究大学の山脈を築く-
那須保友学長のメッセージ
~岡山大学長期ビジョン2050の実現を目指し、J-PEAKSを起爆剤に大学と社会の変革を率先し続けられる研究ファーストの大学へ~
J-PEAKSは、1大学あたり約5年間で55億円という、これまでにない規模の大型事業であり、我が国の研究力全体を牽引する研究大学群を形成するものです。本学は、2023年12月22日に本事業に採択されたことを通じ、地域と地球の未来を共創する研究大学としての使命を一層強く自覚しています。
J-PEAKSは、単なる研究開発の支援にとどまらず、職員の高度化、組織・制度改革など、大学経営全体を改革する起爆剤ともなります。この事業を力強く推進し、岡山大学では、岡山大学長期ビジョン2050「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現に向けて、J-PEAKSの趣旨に共感し、その支援を最大限に活用します。さまざまなステークホルダーらと連携し、研究力向上とイノベーション創出強化を強力に推進し、社会に新たな価値、変革を生み続けます。
私たちは立ち止まりません。そして「前回は?」や「他大学は?」などの過去や周囲に捉われず、絶えず変化し続けます。どうぞ地域中核・特色ある研究大学:岡山大学、そしてJ-PEAKS採択大学の変革への挑戦と未来にご期待ください。
J-PEAKS事業 岡山大学リエゾン 佐藤法仁副理事・副学長・上級URAのメッセージ
~物事の「できる、できないか」議論ではなく、新しい価値創出を「どうしたらできるのか」という決断と実行が続けられる研究ファーストの大学へ~
本学のJ-PEAKS担当とともに本事業の伴走支援を行う日本学術振興会の「地域中核・特色ある研究大学の振興に係る伴走チーム」と大学の橋渡しを行うリエゾンを拝命しています。伴走支援チームだけでなく、他大学のリエゾンの皆さんらと密に連携を取りながら、「岡山大学のために」という狭い視野ではなく、我が国の研究大学群の山脈(PEAKS)形成のために取り組んでいます。
私たち大学は変わらなければいけません。そして変えてはいけないものもあります。「不易流行」を胸に岡山大学長期ビジョン2050の実現を目指し、”新しい学問の府”と研究大学群の形成に自分事として、率先して行動します。
J-PEAKS事業を通じて、大学法人運営の「議論ばかりの足踏み」から「決断し、実行しながら最適化」へ。大学同士の「競争」から「共創」へと、社会変革を成すことができる研究ファーストの岡山大学の挑戦と実行力にご期待ください。私たちはごちゃごちゃ言わず、まずやります!そしてやり抜きます!