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ミオグロビンに関する研究で社会貢献を目指す岡山大学「大学院修学支援制度」認定第一期生の小林智瑛技術専門職員(総合技術部医学系技術課)が博士号取得と特定助教(研究)の称号付与へ!

岡山大学長期ビジョン2050「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現のため、J-PEAKS事業では職員の「高度化」を進めます。今回は、岡山大学「大学院修学支援制度」の取組実績として、実際に制度を利用する職員の方々をご紹介します。

岡山大学「大学院修学支援制度」認定第一期生として、多くの方のご指導ご鞭撻を賜り、博士の学位を取得いたしました。大学院では、自身の配属先分野である法医学を専攻し、筋肉からのミオグロビンの漏出について研究しました。学位論文は、試料の保存条件の重要性を示すことができ、この結果が社会貢献につながることを願っています。

大学院修学支援制度では、修学費用や業務支援等があります。この制度が開始される前から大学院生をしていましたが、これらの支援を受けることで、技術職員としての業務、また大学院生としての研究活動のどちらも、支援を受ける以前よりも円滑に進めていくことが出来ました。特に業務支援では、職員として休暇を取得せずに大学院の活動ができ、研究の効率が上がりました。

学位取得後、特定助教(研究)を拝命しました。技術職員として、また研究大学のナレッジワーカーとして努めてまいります。

2025年度前期から支援対象を拡大!植山廣紀図書職員(岡山大学図書館情報管理課)が「大学院修学支援制度」認定を受け、博士前期課程修学と通常業務の両立を開始

※2回目となる「大学院修学支援制度(2025年度前期)」では、さらに同制度の運用の充実等を図るために、対象職員を事務職員、教育研究系技術職員、施設系技術職員および図書職員に拡大し、取得を目指す学位は博士号だけではなく修士号も対象としました。

大学院修学支援制度を利用して、本学大学院社会文化科学研究科博士前期課程に在籍しています。本支援制度では授業に出席する時間帯の職務専念義務免除制度が利用できるため、その制度を活用し、業務時間中に授業に出席しています。また、これとは別に研究を進めるために必要な時間は、週の勤務時間の20%までの時間で研究に従事することもできます。

大学院修学支援制度の利用は、自らの業務を見直して、省力化や効率化を図るきっかけになりました。また、一部の業務を周囲の職員の方にフォローしていただくなど、就業環境の調整をしていただいています。大学院社会文化科学研究科では昼夜開講制が実施され、夜間の授業を受けることができるのも特徴です。必要な単位を修得して、修士号の取得に向けて今後も取り組んでいきたいです。

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