取組4:マネジメント人材育成・強化
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岡山大学「大学院就学支援制度」で学業と通常業務の両立を支え、個々の専門性を生かした新たなキャリア実現を目指す
事務職員では初となる岡山大学「大学院修学支援制度」の認定者となった事務職員の方々についてご紹介します。

【博士課程】
企画部 国際企画課
仁井 勇佑主任専門職員
国際系の専門職員として、文部科学省受託事業、国際交流協定、外国人客員研究員のビザ・宿舎関連の業務を担当。
大学院では、留学生の満足度決定要因や渡日前後のギャップをテーマに、より良い留学生受入方策を研究中。

【博士課程】
研究・イノベーション共創管理統括部 産学連携課
舩倉 隆央専門員
産学官連携本部の副本部長として、産学連携・地域連携・ベンチャー支援などを担当。
主に地域連携プロジェクトにおけるリーダー・マネージャーを担い、地域ぐるみでの連繋体制構築を推進。
最近の趣味は放課後農作業。

【修士課程】
研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課
松本 尊道主査
チーム共用タスクフォース・コアファシリティ部門副部門長として、研究基盤(コアファシリティ)に関する企画・立案等に従事。岡山大学研究開発マネジメント人材認定。大学院では組織経営専攻で大学経営をテーマに研究活動中。




専門性を活かした今後のキャリアや目指す未来像

○仁井 勇佑 主任専門職員
同僚と家族の温かいご支援とご協力のお陰で、大学院との両立が可能となっています。不在時の対応など、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。フルタイムで働きながら、並行して研究することは容易ではなく、強い意志と目的意識が必要と感じています。まとまった時間を確保するのが難しい時でも、隙間時間や通勤時にテキスト読み上げ機能を使ったりして論文を読み進めています。大学院修了後も本学の国際業務に携われる強みを活かし、若手・中堅の育成と留学生の受入環境整備を通じて、本学の更なる国際化と国際共修環境の拡充に貢献し、世界に伍する大学へと導けるような人材となれるよう精進して参ります。

○舩倉 隆央 専門員
職員と院生の両立は、実務と学問を往復する刺激的な毎日です。修士課程(社会文化科学研究科)では中小企業における「カーボンフットプリント」の実施がダイナミック・ケイパビリティ向上に資することを追求しましたが、博士後期課程ではヘルスシステム統合科学研究科にて、全く異なるテーマである「Well-being」について研究を進めています。実務での「違和感」や「気づき」を研究で解明する「Work as Research」を信条とし、現場の熱量を理論へと昇華するプロセスに醍醐味を感じています。今後は地域連携の最前線で学生たちの実践を伴走支援し、加速するAI時代にあっても、誰もが主役となり貢献実感と存在意義を得られる社会システムを研究を通じて構築したいと考えています。耕作放棄地再生プロジェクトにおいて土や昆虫に触れ五感を研ぎ澄ます時間も大切に、泥臭くも軽やかに、持続可能で幸福な未来を共創していく決意です。
○松本 尊道 主査
大学職員がナレッジワーカーとして大学経営に参画することが増えつつあり、研究者の研究時間確保のためにもいわゆる「教員中心主義」からの脱却として、事務職員や技術職員が重要なポストに就くことも増えてきました。大学には経営戦略を主体的に描き、社会変革を牽引することが求められており、事務職員の役割や業務も増えていると感じています。特にこれまでなかった業務には経験や勘が通用しない場面もあります。そのためにも論理的な判断や、大学経営をドライブする役割・考え方の基盤が必要だと感じ、大学院に進学することにしました。また、戦略と組織は互いに影響を与え合う「車の両輪」だとすれば、両者がうまく噛み合わなければ大学としての成長ができないため、戦略だけではなく組織も重要な観点だと感じており、組織における人の関わりについても考えていく大学院生活になればと思います。進学にあたり、背中を押してくれた妻や業務の配慮等を行って頂いた上司や同僚には心より感謝します。