取組1:卓越性の飛躍
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強みの研究群を構造的に育成する岡山大学「高等先鋭研究院システム」について
高等先鋭研究院システムについて(概要)
- 本学の戦略に合致した、強みの研究群を構造的に育成するシステムを構築。
- 各フェーズに応じた多様なマネジメント・支援メニューを用意。
- 各フェーズの指定基準を明確化。一定期間毎に再評価し、新陳代謝(入替・流動性)を促す。

本学では、強みの研究群(グループ)を構造的に育成するため、上記のとおり、高等先鋭研究院システムを構築しました。全体を第1レイヤー「高等先鋭研究院」と第2レイヤー「グローバル最先端異分野融合研究機構(G研究機構)」の2階層で構成。第1レイヤーの高等先鋭研究院は、本学を代表する強みの研究領域と位置付け、本学の4つの研究所と、極めて高い研究アクティビティを発揮する国内または世界でトップクラスの研究群である『先鋭研究群』で構成。先鋭研究群は、学内の研究特区として規程の弾力運用や管理的業務の負担軽減など、研究者の研究専念環境の構築を強力に推進します。
第1レイヤーと第2レイヤーは研究IRによる入替制を採用し、研究群の切磋琢磨と新陳代謝(流動性)を促すことを通じ、卓越した研究成果をコンスタントに創出することを目指すわが国初のシステムです。
第2レイヤー グローバル最先端異分野融合研究機構について

高等先鋭研究院システムの土台となる第2レイヤー「グローバル最先端異分野融合研究機構(G研究機構)」では、新たな研究群(グループ)の育成を段階的に進めます。G研究機構には、様々なレベル・規模感の研究グループがありますが、個々の研究者から研究グループの組成を促す「次世代研究グループ形成支援事業」、ある程度の活動実績や規模感を有する研究グループを対象に大型外部資金獲得申請に向けた活動を支援する「大型外部資金獲得支援事業(拠点形成)」、既に大型外部資金(拠点形成)の獲得実績がある研究グループを対象にG研究機構のTOPに位置付ける『次世代研究群』の指定を目指す活動を支援する「次世代研究群形成支援事業」など、研究グループのフェーズに応じた支援メニューを活用し、段階的な育成を促します。
次世代研究群は、今後の成長が十分見込める、本学の戦略と合致した研究群と定義し、指定の基準を明確に定めました。次世代研究群は、他の研究群との融合・協働等を通じ、第1レイヤーの「高等先鋭研究院」に昇格することを目指します。